5 ICソケット (DIP型)

 ICソケットは交換する可能性のある部品(発振器),壊れやすい部品(DIPスイッチ)に使用します.ICソケットは信頼性の高い,丸ピンタイプを推奨します.

 ICソケットにも向きがあります.逆向きにセットしても問題ありませんが,ICを装着するときに間違い可能性がありますので,ICソケットの形状とシルク印刷と合わせるようにします.

 ハンダ付けするために基板を裏返すと,ソケットが落ちてしまいます.熱に強い素材(厚紙など)でソケット押さえてひっくり返すか,テープ(紙テープやメンディング・テープなど)で押さえるとよいでしょいう.

 最初に対角に位置する2本のピンのみ仮ハンダ付けします.その後ICソケットを押さえながら仮ハンダしたピンを再度加熱して(そのピンは熱いので注意)ソケットの浮きをなくします.対角のピンも同様にした後,全ピンをハンダ付けします.